大峰山 鳥毛講 総会
2018/08/10
大峰山修験道の八講、鳥毛講の総会開催
2月12日(祝)、ホテル アウィーナにて大峰山修験道の中心講である鳥毛講の総会が開催されました。
「鳥毛」という講称は豊臣秀吉から賜ったもので、数百年もの間、阪堺(大阪、堺)の商人を中心に継承されてきました。
ただ、来賓の龍泉寺住職 岡田悦雄師からも提起されたように、近年では若い人が山に来なくなり、歴史的なターニングポイントに立たされているということです。
このままでは継承も途絶えるかもしれません。
人間の四苦八苦( 生 ,老 ,病 ,死 の根本的な四苦。愛別離苦 ,怨憎会苦 ,求不得苦 ,五陰盛苦 の4つの苦しみを加えて「八苦」という)は決して消滅した訳ではないので、宗教の役割が無くなってきたわけではないでしょう。
今の形の修験道の在り方が、若い人々のニーズを満たしていないのかもしれません。課題です。
厳粛なる総会に続き、総講中 親睦の宴が催されました。
総会という性格上、やはり長老が多いのです。
霊場ドットネットのサイト管理人も久しぶりに会った仲間とゆっくりお話できてご機嫌です。
最後に、行者の歌
「鳥毛 総講中は
粋な 行者山伏集う~♪」
開放講の皆で合唱して、終わりました。